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“ステレオ” 98年12月号 BEST RECORDINGS【CD優秀録音選定】

“CDジャーナル”「1998年ベスト・アルバム100選」選定

《音楽三昧★RAVEL》

“オーケストラの魔術師”を“音楽三昧”する!!!

★★★各紙絶賛★★★

オリジナルが伝統的なフランス料理だとすると、これはヌーヴェル・キュイジーヌ。昨今の「クラシック」ヒットです。』週刊朝日

いずれも最高の料理人の手になる絶品といいたい。』 レコード芸術

“RAVEL” ewcc0001

(1)-(3) ピアノ協奏曲 Concerto pour piano et orchestre(1931) (4) ツィガーヌ 〜音楽会用狂詩曲〜 Tzigane, Rapsodie de concert (1924) (5)-(9) マ・メール・ロア Ma Mere l'Oye (1910)

“RAVEL” ewcc0002

(1) ラ・ヴァルス 〜管弦楽のための舞踏詩〜 La Valse, Poeme choregraphique pour orchestre (1920) (2)-(7) クープランの墓標《トンボー》Le Tombeau de Couperin(1917) (8) 亡き王女のためのパヴァーヌ Pavane pour une infante defunte (1899)[5'50"]

編曲:田崎瑞博


ENSEMBLE ONGAKU ZAMMAI

田中潤一 :フルート, アルト・フルート, リコーダー(Sn415,S415・440,A440,B415・440,Cb440)
川原千真 :ヴァイオリン
田崎瑞博 :ヴィオラ
蓮池 仁 :コントラバス
加久間朋子:チェンバロ, ハープ, ドラ
伊豫部富治:エンジニアhttp://www.iyobetomiji.jp/ CD“RAVEL”[red][blue]録音裏話ほか、伊豫部氏の全貌!!!

1998年4〜5月 秋川キララホールにて録音

イースト・ワークス・エンタティメント(ewe records)
〒107-0062 港区南青山3-2-6 関口ビル4F Tel:03-5413-7415、Fax:03-5413-7406
e-mail:
info@ewe.co.jp
各2,730円(税込)


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≪REVIEWS≫

●“週刊朝日” 98年12月18日号“聴かズバッ なるまい” 小沼純一氏

ラヴェルといえば「オーケストラの魔術師」との異名をとる作曲家で、その絢爛たるサウンドは現在の映画音楽などにもしっかりと受け継がれ、多くの聴き手を魅了している。しかしこの「魔術師」のオーケストラ・サウンドを、こともあろうにたった5人で、しかもきわめて質素にシンプルに、各人が複数の楽器を慌ただしく持ち替え、しかもオリジナルの風雅さとアイロニーを失わないというのが、「音楽三昧」のリリースした2枚である。
最初は抱腹絶倒だし、つねにユーモア感を失わないのだが、聴きこむほどに味がでる。オリジナルが伝統的なフランス料理だとすると、これはヌーヴェル・キュイジーヌ。
ピアノが登場しない「ピアノ協奏曲」なんて、前代未聞だし、それがまた心地よい。昨今の「クラシック」ヒットです。

●“レコード芸術” 98年12月号 諸石幸生氏

アイディア満載のアレンジと軽妙洒脱な演奏の面白さに思わずニヤリとさせられるCDだ。自らヴィオラも弾く田崎瑞博はラヴェル作品を室内楽アンサンブル「音楽三昧」用にアレンジしているが、フルート、リコーダー系の木管楽器、ヴァイオリン、ヴィオラ、コントラバス、そしてチェンバロ、ハープを奏でる5名の才能集団は、作品を楽しむように生き生きと再現、作品の姿・形・色合いを一変させて聴きてを驚かせる。ピアノ協奏曲であったことなど忘れて三昧風音の世界に聞き惚れてしまう協奏曲、真面目だが可愛らしい仕掛けを盛り込んだ《ツィガーヌ》(特別に音楽会用狂詩曲のサブタイトルあり)、そして5人のアンサンブルとは思わせない洗練された表現の美しさと慎ましい気品に魅せられる《マ・メール・ロア》、いずれも最高の料理人の手になる絶品といいたい。

●“ステレオ” 98年12月号 BEST RECORDINGS【CD優秀録音選定】 斎藤宏嗣氏

ダイナミックでメリハリの効いたハイファイ調の従来のパターンから、アンサンブル全体の溶け合いを重視したパターンに変貌し、音楽的な充実感は増した。スッキリしたフラット・バランスの中で、シェイプアップされたフォーマルな各音像が映し出される。

●“CDジャーナル”99年2月号 「1998年ベスト・アルバム100選」堀江昭朗氏

音楽三昧は多様な編成で独自の世界を作る5人のユニット。管弦楽曲や交響曲を変幻自在に取り込み、知的遊戯的な楽しさいっぱい。今回も全く意外な編曲だが、彼らのラヴェルの世界は言いえて妙。見事でしかも美しい。

●“CDジャーナル”99年2月号 「1998年・私のベスト5」

アレンジのアイディアが多彩だし感覚的にも日本人離れした面白さをもっている。(選者:諸石幸生氏)

田崎瑞博の編曲が絶品。逸品必聴品。(選者:よしむらこう)

≪NOTES≫

 もともと、このピアノ協奏曲、ラヴェルがガーシュインから影響を受けて作曲した「ラヴェルのラプソディー・イン・ブルー」ともいえる曲。そんなラヴェルだが、逆にガーシュインから「弟子にして下さい」と頼まれたことがある、というのは面白い話だ。そして、その断り方がまた洒落ている。「一流のガーシュインは二流のラヴェルになる必要はありません」  この曲にはジャズ・ミュージシャンをひきつける香が漂っている。ラヴェルは作曲に疲れると息抜きにパリの街中へよくジャズを聴きにいっていたそうだ。なるほど、と思ってしまう。

 ちなみにラヴェルはこの手の「誰だれ風」というのを得意としていて、作曲家の作風を真似て即興でピアノを弾き来客を楽しませた、という逸話がある。さしづめ、“ラ・ヴァルス”はヨハン・シュトラウス風(まるで“美しく青きドナウ”)、“クープランのトンボー”はバロック風、“ツィガーヌ”はジプシー・ヴァイオリン風(音楽三昧版は原曲よりさらにジプシー・バンドを彷彿とさせる)とでも言えましょうか。他にも、実際にタイトルに作曲家の名前をつけた美しい小品のワルツ“ボロディン風”“シャブリエ風”などが楽譜として残っている。(田中潤一)

≪Making of "RAVEL" レコーディング・エピソード≫


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