“未完成』の小演奏会に参加して

2005年8月27日
久松祥三

小演奏会出演者、また聴きに来ていただいた女王様、おつかれさまでした。
この企画に携わった方皆様本当におつかれさまでした。
久々に自分が企画したのではない演奏会に参加し、打ち上げも楽しませていただきました。関係者の方々ありがとうございました。

さて、演奏の方ですが、自分のことを言いますと、直前の準備ができなかった事と、心の準備が今ひとつ。なおかつ、主役ではないから気楽に、と思いながら、でもやはり構えてしまう部分もあり、とんでもないところでミスをするなど、いつもとは違う自分の演奏で、共演の皆様にはご迷惑をおかけしました。

ジョイントアンサンブル(すみません。ネーミングに凝る性格なので、ちょっと安易なチーム名だと思いました)のできとしては、あまり良いとは言えませんでした。
個々の問題はさておき、やはり閉ざされた空間(スタジオ)での練習と違い、
音が散ってしまうために互いに聞き取れず、高音と低音ではかなりずれがありました。

また速い箇所ではスピードについて行けないための乱れもありました。それでいてゆっくりした箇所の速度は遅めで、互いに探り合っていた感は否めません。10月のためには、それぞれのパートが自信を持って、ふさわしい(取り決めた)速度で演奏できるように準備をする必要があると思いました。

演奏会全体としては、当初伺っていたようなエントリーの少なさではなく、結構積極的なメンバーが多く、とても良い事だと思いました。特にギターは新入部員の方も含めて3人がソロを披露し、マンドリン系楽器、管楽器の方も、ソロ、あるいは数名でのアンサンブルもあり、楽しませていただきました。

演奏結果そのものよりも、私に取ってはこのような催しにどれだけ積極的に取り組むか、また、どのような姿勢(形ではなく、意向、考えのような事)で演奏をしているか、がとても重要でした。
出演者のみなさんが、自分の練習の成果を発表する場として真剣に取り組んでいた姿が印象的で、うれしく思いました。どんな曲を選ぶにせよ、どんな組み合わせで演奏するにせよ、人前で演奏する以上は、自分のためだけではなく、自分の演奏を聴いていただく方へ思いがどれほどあるかが大切だと思います。自分は出番が初めの方に固まっていたので、出番が終わってからは聴く側として、上記のような事を考えながらじっくり聴かせていただきました。

アマデイの方も、10月のバッハまでは大分近くなりました。
来年の1月の演奏会、そして、春先に「本業と副業の会」(ほんとにやるの?と言う声が聞こえそう)があります。今日の会に近いのが来春の会ですが、バッハや来年1月の演奏会はもちろん、来春の会でも、来ていただく方に喜んでいただける演奏が出来るようにしたい、出演者にはそのようなつもりで取り組んでいただきたいと思いました。

アマデイのメンバーはこれでいよいよバッハを残すだけになりましたから、がんばって取り組みましょう。(私は9月10日が重要ですが)


お問合せ、ご連絡は:info@hisamatsu.org

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